いつも読んで頂きありがとうございます。
最近になって北海道ではクマの出没情報が相次いで報告されています。
人里にまで下りてくるヒグマ
まさか、こんな街中に
ツイッターでも載せましたが、今月の18日に札幌の住宅街にヒグマが出没し住民を襲う
という衝撃なニュースが流れました。
普通に歩いている後ろからヒグマが走ってきて突然襲われます。
いや~これはマジで怖いです!
よく無事だったですね!
怪我ですんだのが幸い
普通に住宅街を走っているのも衝撃ですが、1分12秒付近の自衛隊員が襲われている場
面も衝撃です。また、ショッピングセンターイオンの入り口付近にも出没しています。
柵も普通に乗り越えていくヒグマは身体能力も高いといえます。
この影響で一部の学校では休校などの措置をとったのと、丘珠空港を発着する8便が欠
航となりました。
何処から来たのか
住宅街の周りに山がないのにどうやって来たのか?
専門家の推測では札幌市から北東に数十キロほど離れた山から石狩川を越え、水路など
を伝ってきたと言われています。
そして、今回と同じ個体と思われるヒグマが5月末から6月はじめに札幌市内の公園で確
認されているので、そのヒグマが南下して住宅街までやってきたと推測しています。
しかも、このヒグマが実は半月前から札幌市内に入り込んでいた可能性があると指摘し
ています。
これって怖いですよね。
玄関開けたら目の前にヒグマがいるかもしれないということですから。
もう何処に出没しても不思議ではない
今はヒグマの個体数も増えて生息域も広がっています。工事などで住家を追い出されて
いるヒグマもいます。
ヒグマの行動範囲はオスは数百㎢、メスは数十㎢と言われています。そして、オスは繁
殖のためにメスを探して歩きまわるため行動範囲が広くなります。
また、ヒグマは「なわばり」がないので他のヒグマとも重複するので同じ場所に複数い
ても不思議ではありません。
今回の件で市街地だから安全という保障はなくりました。
ヒグマに出会った場合
ヒグマは普段は人間を襲うことはあまりありません。今回のヒグマは住宅街に迷い込ん
でパニック状態になっていたと思われます。
それではヒグマに出会ったときどうすればいいのでしょうか。
近くにヒグマがいることを気づいたとき
- 落ち着いてその場からゆっくり離れる
- ヒグマに背を向けず、ヒグマから目を離さず、ゆっくり後退する
- いつもでも動かないでいると、敵対行動と受け取られる場合があります
すぐ近くで出会ったとき
とにかく「落ち着くこと」が大切です。
ヒグマも人間に会ってびっくりしているので、そこで何かすると防衛行動をとり襲って
くる可能性が高いです。冷静に慌てず行動し、その場を離れましょう。
ヒグマは逃げるものを追う習性があるので以下の点に注意が必要です。
- 背中を見せて走らない
- 大声を出さない
- 攻撃しない
ヒグマに襲われた場合
クマ撃退スプレーがあれば、ヒグマの目と鼻を狙って噴射してください。
スプレーが無い場合やスプレーが効かない場合はその場に倒れこんで防御態勢をとって
ください。 うつぶせになって、顔と腹部を守り、両腕で首や頭を守りましょう。
最後に
もうヒグマは何処に出てもおかしくない状況になっています。
最近、昆虫採取に行きましたが、道路沿いで交通量もあるのでヒグマが出たことはない
ですが数キロ離れた場所に毎年目撃情報があるのでそこから下がってくる可能性はあり
ます。しかも外灯が切れてる場所があり、そこは真っ暗なので今回はちょっと怖かった
です。息子と今年はちょっと控えようかとも話をしました。