いつも読んで頂きありがとうございます。
暖かくなって冬眠していたクマも目覚め目撃情報が多くなってきています。
これは怖い
最近、北海道の根室市の林道で山菜採りに来ていた軽トラックがヒグマに襲われました。
衝撃映像はこちら
1回目の突進でワイパーが破壊され、2回目の突進でフロントガラスにヒビが入っているのが分かります。クラクションを鳴らしながら逃げますが音声から追いかけてきているのも分かります。
これはマジで怖いです!
フロントガラスをぶち抜かれていたらとゾッとしますね。
結構なスピードで逃げていますがヒグマは時速50~60kmで走ると言われていて映像からも本当にそのくらいの速度で追いかけられているのが分かります。
襲われた軽トラックの状態がこちら
なぜ襲われた
襲われる前に子グマが左側の林に走って行ってます。
子グマが道路を横断した後に軽トラックが来たので、この子クマを守るために襲ってきたと思われますがタイミングが悪かったですね。
子グマを連れているヒグマは非常に危険で1頭だけだと向こうも警戒してすぐには襲ってこない場合もありますが親子グマに遭遇したら必ず襲われると思った方が良いと思います。
昨年のヒグマの駆除数は過去最多
2023年度の北海道内のヒグマの駆除数は1,422頭で過去最多を更新。
そして本州のツキノワグマの駆除数はそれを大きく上回る7,831頭でクマ全体では9,253頭となっています。
グラフを見て分かるようにツキノワグマの駆除数がヒグマより大きく上回っていますね。これほど駆除されているのは知らなかったです。
ツキノワグマは東北地方が7割を占め、秋田県が2,183頭と最も多く、福島県896頭、岩手県831頭、山形県762頭と続いています。
そして神奈川県で7頭、東京都でも6頭捕獲されています。
駆除が増えた理由と今後の駆除
北海道や東北地方で秋のドングリ実なりが悪かったため餌不足により人里に出没するクマが増え、農作物の被害や人身被害を防ぐため自治体も積極的に駆除させざるを得なったため駆除が増えたと言われています。
知床財団の山中正実特別研究員によると全国的に生息数が増えているクマについて捕りすぎを心配する必要はないと指摘しており「畑に電気柵を設置するなどの防除策を進めながら、残雪期に人里周辺で銃猟による捕殺を増やさないとハンターが育たない。人への警戒心を持つクマも増えず、問題は解決しない」と言っています。
最後に
これから山菜採りや夏は昆虫採取で山に行く人がいますが例年以上にヒグマに遭遇することが多くなると予想されます。我が家の場合は息子も札幌に行ったので昆虫採取に行くことはなくなったので大丈夫です。まあ、ジモティで買えと言っていますが普通のクワガタとかは盆休みに帰って来たときに捕りに行くと言うかもしれませんけどね。