いつも読んで頂きありがとうございます。
今年は例年より寒く道路状況もアイスバーンになる時が多くなっています。
スタッドレスタイヤ
たまにしか雪が降らない地域の人はスタッドレスタイヤを持っている人は少ないと思い
ますが持っている人でも何年も前のタイヤかもしれません。
雪予報で慌てて購入する人もいるでしょう。
また、北海道人でもスタッドレスの効きが悪くなったと思う人もいると思います。
さて、ここでスタッドレスタイヤについて簡単に説明してみたいと思います。
夏用でも冬用のタイヤも側面に数字と記号が表示されています。
速度記号によって効きが違う
タイヤの表示を見ると最後に記号があります。これは速度記号と言います。
一般的なのはS(180km/h)~V(240km/h)でサマータイヤがそれにあたります。しかし、
国産のスタッドレスタイヤほぼ全てQ(160km/h)です。
これは雪上でスタッドレスタイヤが雪面を噛んでしっかり止まれるように柔らかいゴム
で出来ているからですが国産以外のスタッドレスタイヤには速度記号S(180km/h)やT
(190km/h)の物もあります。しかし、速度記号によるスピードレンジが上がるというこ
とはゴムが硬くなるということなので圧雪なら大丈夫かもしれませんがアイスバーンだ
と効かない可能性が高くなります。氷のようにツリツルの路面だとQ(160km/h)でも効
かないですけどね。
国産以外の物は安いですがやはり速度記号Q(160km/h)のスタッドレスタイヤの購入を
お勧めします。
新品タイヤは皮むきが必要
新品のスタッドレスタイヤを購入して走った時に新品なのに効きが悪いと思った人もい
ると思います。タイヤは新品時に急に過酷な条件で使用すると夏用の場合は異常発熱に
よる損傷を起こしやすくなります。またスタッドレスタイヤの場合はならし運転をする
ことでタイヤの表皮がとれて本来のゴムのグリップが発揮されます。
スタッドレスタイヤは特に慣らし運転をした方が良いと思います。
古いスタッドレスタイヤも注意
国産のスタッドレスタイヤでも数年使うとゴムが硬くなって効きが悪くなります。
スタッドレスタイヤの寿命は3~4年と言われていますが使用していなくても保管状況に
よりゴムが硬くなり寿命がもっと短くなる場合もあります。
雪がたまにしか積もらない地域では何年も使用しないで保管し、いざ雪が積もって履い
た時にゴムが硬くなっていて効かないといったことがあるかもしれません。
北海道に住んでる私も3~4年履いたスタッドレスタイヤで走ったことがありますがアイ
スバーンでは効きが悪く怖いです。タイヤの溝も減っているしゴムも硬くなっているの
で余計ですね。タイヤの溝は1.6mm以上と法律で定められています。
最後に
スタッドレスタイヤを履いているのに効きが悪いのには原因があります。
新品で購入した場合は早めにタイヤ交換をしてならし運転するのが良いと思います。
今はメーカーでそんなに効きの違いは無いと思うので自分の運転次第ですね。
冬道はスピードを出さない、早めのブレーキ、急ハンドルをしないを心がけて安全運転
するようにしてください。