いつも読んで頂きありがとうございます。
牧場の牛を襲っていたクマがついに駆除されました。
7月30日に駆除されていた
OSO18は4年前から北海道の標茶町などの牧場で牛60頭以上を襲っていたクマですが箱
罠にもかからず警戒心が強いのでなかなか駆除できない状況でした。
しかし、7月30日に釧路町でハンターに駆除されたクマ1頭がOSO18ではないのかという
ことでDNA鑑定をしたところ、このクマがOSO18と判明。
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あっけない最後
4年間も人前には出てこなかったOSO18は何故駆除されたのでしょうか。
OSO18は賢いクマで自分を執拗に追うハンターの存在に匂いや行動の癖などに気付いて
いたと思われ注意深く避けていたと言われています。今回駆除された場所は釧路町で今
まで牛を襲っていた標茶町と隣接していますが結構離れた場所です。
道釧路総合振興局の発表によると、エゾシカの捕獲にあたっていた釧路町職員のハンタ
ーが7月30日午前5時頃、同町仙鳳趾村(せんぽうしむら)オタクパウシの放牧地で
ヒグマを発見。2日前から出没情報があり、人を見ても逃げなかったことから有害個体
と判断し、ライフルを3発発射して駆除しています。
今まで追っていたハンターではなかったのでハンターに気づかなかったのではないでし
ょうか。あっけない最後でしたが場所を移動したのが運の尽きだったかもしれません
ね。
OSO18に子供はいるのか
OSO18に子供はいれば自分の持ってる情報を子熊に教えると思いますがOSO18はオス熊
です。オス熊は5~7月の繁殖期に複数のメスと交尾をしますが子熊を連れたメス熊は繁
殖に参加しないのでオス熊は自分の子孫を増やすためにメス熊が連れている子熊を殺し
てまで交尾するそうです。残酷ですね。
オス熊は子育てしないのでOSO18に子供がいても子熊に獲物の狩り方を教えることはな
いということです。
子熊を連れたメス熊と遭遇した場合、メス熊は子供を思う気持ちが強いので子熊
の危険を感じ襲ってくる可能性が高いです。
オス熊より子熊を連れたメス熊の方が危険ということです。
最後に
OSO18が駆除され周りの牧場の人達は一安心ではないでしょうか。
しかし、OSO18がどのくらいの威厳や権力があったか分かりませんが駆除されたことに
よって周りのクマたちの行動が変わってくる可能性があります。
OSO18に変わるクマが出てきても不思議ではないのでまだまだ安心は出来ませんね。