いつも読んでいただきありがとうございます。
昭和世代の人たちには懐かしい旧車を紹介します。
今回は日産フェアレディZですが、車名のフェアレディ(FAIRLADY)は貴婦人、Zは
アルファベットの最後の文字から究極を意味しています。
歴代フェアレディーZ
S30型
初代フェアレディZのS30は1969年に発売され、ヨーロッパ車に匹敵するスペックとロ
ングノーズ・ショートデッキと魅力的なボディスタイルでありながら、格段に廉価だっ
たことから、北米市場を中心に大ヒットし、日産を代表するスポーツカーとして世界総
販売台数55万台(国内販売は8万台)売れました。国内の市販用モデルはZ、Z-L、Z432
の3モデルでスタートしています。
Z-LはAMラジオ付きカーステレオやリクライニングシートなど装備が充実したモデル。
エンジンはZとZLは6気筒、SOHCのL20型ツインキャブエンジンを搭載、Z432は6気
筒、24バルブDOHCのS20型エンジンを搭載しています。Z432のネーミングはS20型の
「4バルブ、3キャブレター、2カムシャフト」からきている。Z432は1973年9月に「排
ガス規制対策」を理由に生産を打ち切られ、4年間で419台と売れなく、また、レーシン
グ仕様のZ432Rも販売されたが生産台数が30台と少なく現在では滅多に見られない幻の
モデルとなっています。
S30Zと言えば湾岸ミッドナイトの悪魔のZが有名ですが、それに合わせた車も作られて
います。
1971年に当初輸出専用モデルだった「ダットサン240Z」をフェアレディ240Z 、240Z-
L、240Z-Gとして販売する。240Z-Gには、グランドノーズ(通称Gノーズ)と呼ばれる
フロントバンパー1体型のエアロパーツとオーバーフェンダーが装着されています。
1974年に全長を310mm延長した4人乗りモデル2by2を販売。しかし、運転席、助手席
の後ろの窓の形状も違いもあり、やはり2シーターが人気だったと思います。
S130型
1978年にフルモデルチェンジし、ややワイドサイズとなって200Z、280Zとして販売。
1980年に国産車初のTバールーフ仕様車を追加する。このモデルで有名なのはガス圧開
閉式セミガルウィングウィンドウ化されたのをドラマ西部警察で登場するパトロールカ
ー「スーパーZ」です。ここでも大門軍団登場~~
S30とS130の大きな違いはバンパーがS30がスチール製でS130が前後ウレタン製
Z31型
1983年にフルモデルチェンジし、内外装共に一新されており、初代以来のロングノー
ズ・ショートデッキのプロポーションを受け継ぎながら空気特性を追求したデザインと
なっています。 独特のパラレルライジング式ヘッドランプを採用し、エンジンは先代の
直列6気筒のL型から、新世代のV6 SOHCターボのVG型を搭載。
最後に
いかかでしたか。
Z32からはショートノーズになったので、フェアレディZの魅力は無くなったと思いま
す。やはり、S30、S130あたりが私世代には懐かしく思えるのではないでしょうか。旧
車ブームなので、これから買って乗る人はノーズが長いので初めて運転する場合戸惑う
かもしれませんね。それと、2シーターを乗る場合、男二人で乗っていると、女の子を
乗せられないというデメリットがありますのでご注意ください。
次回はトヨタ系と考えています。