のんべえの気まぐれ

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九州視察旅行 4日目【熊本城~水前寺成趣園】

いつも読んで頂きありがとうございます。

3泊4日の九州視察旅行も最終日となり一番楽しみにしていた熊本城です。天気が心配で

朝方は雨模様でしたが熊本城に着いた頃は晴天になっていました。

九州視察旅行 4日目【熊本城~水前寺成趣園】

 

 

震災から復活した熊本城

熊本城は慶長12(1607)年、茶臼山と呼ばれた台地に加藤清正が当時の最先端技術と労

力を投じて名城熊本城を完成させました。その後、西南戦争での火災で天守・本丸御殿

などの焼失もありましたが、やはり一番記憶にあるのは平成28年(2016)の熊本地震によ

る被害でしょう。石垣が崩れた映像はみなさんも覚えていると思います。

そして令和3年(2021)に復旧作業が終わり全面リニューアルされた展示物と最上階からの

眺めを楽しめるようになっています。

天正16年(1588)加藤清正、肥後北半国19万5千石の領主として隈本城(古城)に入る

天正18年(1590)隈本城の改修に着手

慶長 4 年(1599)茶臼山に新城(熊本城)の築城着手か

慶長 5 年(1600)関ヶ原の戦い。この頃大天守完成

慶長12年(1607)新城が完成し、隈本を熊本に改称

慶長16年(1611)清正、49歳で死去。息子忠広が二代藩主となる

寛永 9 年(1632)加藤家が改易となり、細川忠利が肥後へ入国

寛永17年(1640)忠利、宮本武蔵を招き、現在の千葉城町に屋敷を与える

宝暦 5 年(1755)二の丸に藩校時習館開校

明治 4 年(1871)廃藩置県

明治 7 年(1874)城内が陸軍用地に編入。本丸に熊本鎮台本営が移転

明治 9 年(1876)神風連の変

明治10年(1877)西南戦争。火災で天守・本丸御殿などを焼失

明治22年(1889)熊本地震金峰山地震)で被災

昭和 8 年(1933)宇土櫓ほか12棟が国宝に、石垣・堀が史蹟に指定

昭和25年(1950)国宝建造物が重要文化財に改称

昭和30年(1955)特別史跡に指定

昭和35年(1960)鉄骨鉄筋コンクリート造で大小天守を再建

平成10年(1998)熊本城復元整備事業始まる

平成28年(2016)熊本地震で被災

平成29年(2017)熊本城天守閣本格復旧に着手

令和 3 年(2021)熊本城天守閣復旧完了

 クリック又はタップして下さい

 

◆ご利用案内◆
  • 開園時間:9:00~17:00   最終入園16:30
  • 入園料金:高校生以上 800円(640円)、小・中学生 300円(240円)、未就学児 無料
  • 年間入園券:高校生以上のみ 1,600円

※()内は有料入園30名以上の団体

※「熊本城ミュージアムわくわく座」及び「熊本博物館」との共通入園券もあります。

 

 

空中回廊特別見学通路

特別見学通路は震災後の復旧工事により地上約6mの高さから天守閣や石垣、重要文化

財のやぐら群が眺める空中回廊です。エレベーターもあり身障者や年配の人にも考慮し

た設計になっています。若い人は階段で行きましょう。

熊本城 特別見学通路

熊本城 特別見学通路



石垣が崩れたままのところも

復旧したとはいえ全て元通りになったわけではなく石垣が崩れたままの場所も残ってい

ます。もう一度大きな地震が来たら完全に崩れそうです。

熊本城

熊本城

 

 

迫力満点の熊本城

特別見学通路を進んでいくと天守閣に着きます。

平成28年熊本地震では最上階の瓦や鯱瓦の落下、地下室石垣の崩落などの被害がありま

したが、震災復興のシンボルとして最優先で復旧作業が進められ、令和3年3月に完全復

旧しています。大天守は外観3重、内部は地上6階地下1階建て、最上階からは熊本市

内や遠く阿蘇の山並みを見渡すことができます。

熊本城

 

近くで見ると迫力が違いますね。

熊本城

熊本城

 

 

天守閣内の展示物はゆっくり見たい

天守閣内の展示物は階数によって展示物が違い熊本城の歴史を模型や映像などで分かり

やすく解説されています。結構一人でゆっくり見ましたが他にも見るところがあったの

で時間が気になって見られなかった映像もあったので今度来る時があればゆっくり見た

いですね。また、天守閣はエレベーターも設置されているので足腰に自信がない人でも

大丈夫です。各階の展示物は次の通りです。

地階~穴蔵

天守閣のエントランスとなる小天守地階は石垣や井戸などの現存する遺構を活かし、

江戸時代に台所だった空間をイメージできるような展示となっています。

熊本城

引用元:https://castle.kumamoto-guide.jp/info/file/pamphlet_ja.pdf

 

 

1階~加藤時代

加藤清正による築城や河川改修による城下の形成の他、江戸時代の天守のつくりやデザ

インについて大型の模型があります。さらにシアター映像「不屈の城」「難攻不落の

城」などの見どころが満載です。

熊本城

引用元:https://castle.kumamoto-guide.jp/info/file/pamphlet_ja.pdf

 

 

熊本城

 

 

2階~細川時代

熊本城を管理した細川家の時代にさらに整備が進んだ城と城下について、模型に映像を

投影して紹介しています。また、武器庫としての天守の展示や藩主の登城の様子を映像

を用いて解説しています。

熊本城

引用元:https://castle.kumamoto-guide.jp/info/file/pamphlet_ja.pdf

 

 

3階~近代、4階~現代

3階は明治時代以降に軍の管理下に置かれた熊本城の歴史と、西南戦争天守の焼失、

明治22年熊本地震昭和35年天守再建までを映像などで紹介しています。

4階は昭和・平成の修理と復元、平成28年熊本地震による熊本城の被害と天守閣の復旧

について、映像や模型を用いて紹介しているほか、過去に記事で紹介した一口城主の復

興城主デジタル芳名板が設置されています。

3~4階の復旧関係の映像は興味があるかないかですが見た方が良いです。

熊本城

引用元:https://castle.kumamoto-guide.jp/info/file/pamphlet_ja.pdf

 

whisky-coke.hatenablog.com

 

 

6階~展望フロア

最上階からは、復旧・復興が進む熊本城と熊本の街並みを一望できます。

ただ、写真を撮る場合はエレベーター近くだと係員に注意されるので邪魔にならないよ

うな場所で撮るようにした方がいいです。

また、スマートフォンアプリのAR機能を使って、明治初期に撮影された古写真(天守

上階からの眺め)を現代の景色に重ねて表示・閲覧することができます。

熊本城

引用元:https://castle.kumamoto-guide.jp/info/file/pamphlet_ja.pdf

 

 

熊本城

熊本城

 

 

震災前は下を歩いての見学だったそうですが特別見学通路が出来たことで通路からいろ

んな所が見やすくなっていると思います。

 

熊本城に隣接している熊本城ミュージアムわくわく座内でも熊本城の歴史が展示されて

います。また、お土産屋やちょっとした飲食もできる施設もあります。

 

 

水前寺成趣園

昼食を水前寺公園近くで食べたので公園を散策しました。

当日は七五三のお参りもあり家族連れが多かったですね。我が家の子供たちの七五三を

思いだしました。

 

多角形になっている小さい画像をクリックすると中央に表示されます。

 

 

 

ご利用案内
  • 営業時間:8:30~17:00(入園16:30まで)
  • 入園料金:大人(16歳以上)400円(360円)、小人(6~15歳)200円(180円)

※ 入園料金の()内は30名上の団体

 

 

 

最後に

やはり期待通り熊本城は良かったですね。

個人的にはもうちょっとのんびり見たかったですが仕方ないかなと思っています。

年間入園券はかなりお得なので近くだったら絶対に購入しています。

4日目は熊本城と水前寺公園2ケ所だけですが約12,000歩と結構歩きましたね。

歩数

 

これで九州視察旅行も終わりです。視察は初日のみであとは観光でしたが4日間ともに

天気に恵まれ良い旅行になりました。食べ物はももつ鍋も食べたかったので出てこなか

ったのが残念です。一人で食べに行っても良かったのですがそこまでの元気がなかった

です。九州は他にもいろいろ観光する所があるのでまた来たいですね。

 

 

 

 

 

 

 

今回参考にしたブログはこちら

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