のんべえの気まぐれ

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【タイヤ交換】自分で交換する時の注意と必要な工具

いつも読んで頂きありがとうございます。

雪国以外の人はタイヤ交換をすることは殆どないと思いますが、雪国では雪が降る前に

スタッドレスタイヤに、春になったら夏タイヤに交換する必要があります。

【タイヤ交換】自分で交換する時の注意と必要な工具

 

自分でタイヤ交換をしてみよう

タイヤ交換はどこで?

タイヤ交換は自分でするかスタンドかカー用品店に頼んでするかに分かれますが私は自

分でやる派です。車の免許を取得してからずっと自分で交換しています。

スタンドやカー用品店に交換を頼んだ場合は費用が掛かりますがタイヤ4本で約2,000円

らい掛かります。我が家の場合は車が2台あるのでタイヤ8本とすると約4,000円にな

ります。今回はスタッドレスタイヤに交換しますが春になると夏タイヤに交換しますの

で頼んだ場合また費用が掛かります。

 

タイヤ交換に必要な工具

自分で交換するには、タイヤを交換するのに必要な工具がないと交換できません。

◆タイヤ交換に必要な物◆
  • ジャッキパンダグラフ式、油圧式)
  • レンチ(L字レンチ、クロスレンチ、インパクトレンチ)
  • 空気圧ゲージ
  • 空気入れ(フット式ポンプ、コンプレッサー等)
  • 輪止め(車輪止め)
  • ジャッキスタンド

ジャッキやレンチなどの工具は殆どの車に付属していると思いますが今の車にはスペア

タイヤが無い車もあり、この場合はジャッキやレンチなどの工具は付属していないと思

います。代わりに簡易的なエアコンプレッサーのパンク修理キッドが付属しています。

空気圧ゲージは交換後にスタンド等でタイヤの空気を入れてもらうのであれば必要ない

です。

タイヤ交換に必要な物

今回私が使用した工具です。電気式や充電式インパクトレンチはあると楽です。

 

 

 

タイヤの空気圧を確認して調整する

これは自分で空気圧も調整する場合です。

今回はスタッドレスタイヤに交換しますが、タイヤを保管していると自然と空気が若干

抜けていきますので確認が必要です。

タイヤの空気圧は決まっていますので運転席のドアを開けてタイヤの空気圧のシールに

記載されている数値を確認します。プリウス30の場合は前輪230Kps、後輪220kPsとな

っています。

空気圧確認

 

交換するタイヤの空気圧を確認してみます。

空気圧確認

177kPsしかありません。

中古車を購入して付いてきたタイヤですがここまで低いとは思いませんでした。

 

 

フット式ポンプでタイヤに空気を入れていきます。

電動式のエアコンプレッサーもありますが調整だけであればフット式で十分です。数回

押せば数十kPsは入っていきますし足の筋トレにもなります。タイヤを装着する前の方

が車体重量が掛からないので空気は入りやすいです。

フット式ポンプ

 

 

フット式ポンプにも空気圧ゲージが付いていますがちょっと高めに出るようです。針だ

と大体の数値で良いと思いますがデジタル式だとピッタリにしたいという気持ちになる

ので空気を抜いたり入れたりとしてしまいました。

フット式ポンプ 空気圧ゲージ
デジタル式空気圧ゲージ

 

ナットを緩めてジャッキアップ

タイヤ交換する場合、ジャッキアップして交換しますがタイヤのナットはジャッキアッ

プする前に緩めておいた方がいいです。エアーインパクトレンチを使う場合は問題ない

ですがジャッキアップしてからL字レンチやクロスレンチなどで緩める場合、車体に無

理がかかりジャッキが外れる可能性があります。

ジャッキポイント

車にはジャッキポイントというのがあり、ここにジャッキを載せて上げます。どの車で

もサイドの下側に前輪だとタイヤの後方、後輪だとタイヤの前方に切りかけになってい

る場所があります。

ジャッキポイント

ここにジャッキのアダプターをはめ込みジャッキアップさせます。車に付属しているパ

ンダグラフ式でも良いですが毎回自分で交換する人はフロア式ジャッキを購入して使用

した方が良いと思います。

ジャッキポイント フロアジャッキ

 

ジャッキアップで注意すること

ジャッキポイントは片側だけ上げるポイントと前後の車体を上げるポイントがあります

が決まった所に当てないとジャッキポイントが潰れたり車体が凹んだりしますので注意

が必要です。また、ジャッキアップする場所は水平で下がアスファルトなど舗装してい

る場所が良いですが無い場合はジャッキの下に鉄板などを敷いた方が良いです。

車体が重い車の場合、2tのフロアジャッキでも厳しいので3t以上のフロアジャッキが

必要かもしれません。ジャッキアップ後は安全のために輪止め(車輪止め)を置いた方

が良いと思います。前後の車体を上げる時は上げた時にジャッキスタンドを必ず使用し

てください。

 

タイヤ交換をする

ホイールナットを外してタイヤを外す

ジャッキアップする前にサイドブレーキをかけてナットを少し緩めておき、ジャッキア

ップ後にタイヤのナットをレンチで外します。ナットが外れたらタイヤを外しますが、

外れにくい場合はちょっと衝撃を与えると外れます。

交換するタイヤを装着しナットを仮締めする

タイヤを装着したらナットを仮締めしていきますが、ナットは対角線上の順番で締める

のが原則なので時計回りや反時計回りでは絶対に締めないでください。

インパクトレンチを使うと楽ですが、あくまでも仮締めなので思いっきり締めないでく

ださい。

ジャッキを下げて本締めする

トルクレンチ

ジャッキを下げて車体の重量がタイヤにかかった状態で本締めをしますが、この時にL

字レンチやクロスレンチで足で思いっきり体重を載せて締める人がいますが絶対にダメ

です。最悪の場合ボルトが折れます。

ナットを本締めするのはトルクレンチを使用して車両に適したトルクで締めるのがいい

と思います。

締め付けトルク
  • 普通車:10~12キロ(100~120N.m)
  • 軽自動車:8~10キロ(80~100N.m)

本締めしたあと約100km走行後に増し締めするのが良いです。

 

 

最後に

車体の重いワンボックスカーだとフロアジャッキも大きいのが必要で交換も大変だと思

いますのでスタンドかカー用品店に頼んだ方が楽かもしれません。私もエスティマの時

は2tのフロアジャッキでギリギリ車体が上がる感じでした。

今回は普通車と軽自動車の2台のタイヤを交換しましたが結構疲れました。自分でタイ

ヤを交換するしないは個人の自由ですが歳を取るとやはり疲れますね。私もそのうち頼

むようになるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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