いつも読んで頂きありがとうございます。
私も嫁も若いころはスポーツをしており、運動神経は良い方だったと思っています。
では、子供たちはどうなんでしょうか。
運動神経は遺伝しないらしい
運動能力と身体能力は遺伝する
運動神経が良い親同士なら運動神経が良い子供が生まれると思う人がいると思います
が、遺伝するのは運動能力や身体能力で遺伝率は50~60%と言われています。
すなわち運動神経は遺伝しないということです。
身体能力とは
身体能力とは元々身体に備わっている能力のことを言い、技術を含めない能力です。
文部科学省が定義する身体能力は次の通りです。
- 筋力
- 筋持久力
- 瞬発力
- 心肺持久力
- 敏捷性
- 平衡性
- 柔軟性
つまり、体格にあった筋力があり、それを活かした走力、持久力、跳躍力などの能力が
高い人を身体能力が高いと表現します。
運動能力とは
運動能力は身体が持っている身体能力を生かしてテクニック、パフォーマンスという技
術的な能力のことを言います。身体能力が高くても技術的要素で早く走れない、ボール
を上手く投げられないなどは運動能力が高いとは言いません。
運動神経とは
運動神経が良いとはとは「バランス感覚・判断力・反応の速さ」など脳からの命令に身
体がすぐにコントロールできる状態のことを言います。身体能力や運動能力が高いから
運動神経が良いとは限らないのです。
我が家の子供たちは
長男は今はサッカーでトレセンに選ばれたりと上手い方で他のスポーツも何でもでき
るようです。長距離走も得意でこれは私もだったので身体能力の遺伝かもしれません。
長女と次女はは起立性を発症するまでは結構身体も動かしていました。次女に関
しては小学校の頃は息子と一緒にサッカーで遊んでいて当時は次女の方が上手かったと
思います。長女は最初からあまりスポーツが好きではなかったですが、ダンスはキレッ
キレで踊ります。運動神経とダンスは違うとよく言いますね。
運動神経を伸ばすには
それでは運動神経を伸ばすにはどうしたら良いのでしょうか。
運動神経は10代前半で決まると言われています。これを根拠づけるのがスキャモンの発
達曲線です。
神経系の成長は身体の器官の中でも最も早く発達を始め、10代前半には発達が終了して
いるのが曲線から分かります。
ゴールデンエイジ
ゴールデンエイジとは運動神経が向上する時期で3歳~14歳頃までのことをいいます。
この中でさらに3つの時期に分けられます。
3歳~8歳
身体の発達著しい時期ですが、身体運動の制御をするのが困難な時期で運動における多
種多様な動作を身に着けておくべき時期といわれています。つまり、基礎を作るのに適
した時期と言えます。
9歳~11歳
自分の思うままに身体を動かせる時期ですこの時期は新たな動き・技を容易に習得する
ことができると言われています。技術・センス共に大きな飛躍が見込める時期です。
12歳~14歳
神経系統が9割方完成しているといわれている時期です短期間での成長も困難になると
言われています質の高いトレーニングに励む必要性があります。
ゴールデンエイジの時期に運動神経を伸ばす取り組みをすると飛躍的な効果が得
られると言われています。
身体能力や運動能力が高くても、この時期に何もしなければある程度の運動神経はあり
ますが、それ以上伸びないということです。逆にこの時期にいろんなスポーツなどやら
せると身体能力や運動能力が低くても運動神経が良くなる可能性があるということで
す。
最後に
長男に関しては身体能力、運動能力もあり運動神経も良く、そしてフィジカルも強いの
で文句のつけどころが無いです。あるとすれば勉強が出来ない所でしょうか。
やはり、男の子はある程度運動が出来た方が良いですね。
小学生の子供を持つ人は運動神経を伸ばすために今からでもいろんな事をさせてみては
どうでしょうか。もしかすると、オリンピックや日本代表で活躍できるくらいになるか
もしれませんよ。
カタカタ自己主張する見出し3Dバージョンはこちらのブログから。
最後にオーラが出るようにアレンジしています。