のんべえの気まぐれ

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【運転手を守る】雪国の道路に欠かせない施設

いつも読んで頂きありがとうございます。

これから秋になって冬を迎えるようになりますが北海道など雪国の冬の道路を安全に走

るための施設等を紹介します。

【運転手を守る】雪国の道路に欠かせない施設

 

 

 

雪国の道路に無くてはならないもの

矢羽根(固定式視線誘導柱)、スノーポール

矢羽根

前回、北海道のならではの標識でも紹介していますが、これは、北海道の冬には無くて

はならない標識です。

北海道の冬と言えば視程障害( ホワイトアウト)ですが、その時に役立つのが

矢羽根スノーポールです。

道路の端がここですよと教えてくれる標識です。

完全ホワイトアウトでは無理ですが吹雪の日では矢羽根とスノーポールを目安として走

れます。今では発光式のもあるので吹雪いていても助かります。

スノーポール

スノーポールは除雪時にも役立ちます。

 

 

 

防雪柵

防雪柵
防雪柵

防雪柵は吹雪対策のために鋼板等の材料で作られた防雪板で柵前後(風上、風下)の風

速や風の流れを抑制して、道路の吹き溜まり防止や視程障害(ホワイトアウト)の緩和

を図ることを目的とした吹雪対策施設です。風で雪を飛ばすという感じですね。

これが無いと吹き溜まりで道路全体が雪で埋まりますが、実際は防雪柵があっても道路

の半分が吹き溜まりになる場合もあります。夏場に鋼板を畳んだり外したりして柱だけ

に出来る防雪柵もあります。

 

 

 

 

雪崩予防柵

雪崩防止柵

出典:株式会社ドゥプラン  https://do-plan.wixsite.com/do-plan

道路の斜面に積もった雪の崩落を予防する施設です。

北海道以外の積雪が多いところにも設置していると思います。湿った雪の場合は予防柵

が重みで曲がってるのも見ますが大丈夫なのか心配と思うことがあります。

近くを通ると結構な圧迫感がありますね。

 

 

スノーシェッド(覆道)

スノーシェッド 覆道

スノーシェッドは道路や鉄道を積雪や雪崩から守る施設です。

トンネルと違って柱の間から光が差し込むようになっており、この光とのコントラスト

が好きな人もおり、映える写真が撮れると注目されています。スノーシェッドは独特の

雰囲気があるので私も好きな施設です。

ちなみに落石から守るのをロックシェッド、土砂の崩落や土石流対策の物をアースシェ

ッドといいます。

 

 

スノーシェルター

スノーシェルター

スノーシェルターは豪雪地帯や峠等、吹雪が特に厳しい区間において道路上の吹き溜ま

りやホワイトアウトを防止する施設です。山間部の連続するトンネルの間で吹き溜まり

が出来やすいな所に設置する場合もあります。

トンネルと違うのは日中は自然光を取り込める構造となっているのが特徴です。自然光

を取り込むのにいろんな形状のスノーシェルターがあるので比べるのもいいですね。

 

 

最後に

雪が降る地域にはとても助かる施設ですね。

特に吹雪いている時はどれも重要な役割があり、運転手を守ってくれます。

最近は積雪量も多くなってきており、吹雪くのも多くなってきているような気がしま

す。ホワイトアウトになると止まりたいけど止まれないのが現状で、止まると追突され

る可能性があり、車が雪で埋まる可能性もあります。

いくら安全運転してもこればかりはどうしようもありません。

 

 

 

 

 

 

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