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昭和世代が懐かしい旧車シリーズですが、今回は日産の430セドリックを紹介します。
旧車の中でも好き嫌いが分かれる車
430セドリックは1979~1983年に販売された5代目のセドリックで兄弟車でグロリアも
ありますが販売店の違いだけで見た目は殆ど変わりません。430セドリックはとにかく
ゴツイという印象で角ばったボディのデザインが特徴で、このデザインが好きな人と嫌
いな人に大きく分かれます。
ただ、この車に乗ってる人は、いかつくて怖い人
こんな印象が当時強かったと思います。
日本初のターボ車
そんな430セドリックですが、「日本初のターボエンジン搭載市販車」という称号があ
ります。この車の登場によりターボ車が爆発的に増え、S110シルビアや910ブルーバー
ドターボSSSなど日産のラインナップにもターボ付きが増えていきました。そして、当
時は3速ATが当たり前だったのが4速ATになり、ロックアップ機能が付いたことで燃費も
向上しています。
ゴツイけど内装は高級感あり
ダッシュボードやコンソールボックスにはウッドパネルを使用し高級感を出している。
メーターパネルはスピードメーターとタコメーターを中心に右側に電圧計と燃料系、左
側に油圧計と水温系の6連メーターが並ぶ。そしてメーカーオプションでドライブコン
ピューターも付けられた。シートも高級感があるが、マシュマロのように柔らかいシー
トに不満の人もいた。しかし、ヘッドレストを外すとフラットシートになります。


これは何のために?
430セドリックと言えば、オーバーヘッドコンソールでしょう。天井中央にあるのです
が、前側に6個の警告灯、その後ろにスピーカーのバランスを調整するジョグレバー、
さらに後ろに可動式スポットライト、残照式ファンシーランプ、室内灯が装備されてい
た。しかし、ファンシーランプはまったく明るさはなく、オレンジ色に薄く点いてるだ
けでムードを楽しむだけの?装備だったと思います。
最後に
いかがでしたか。
Y30もありますが旧車と呼べるのは430までだと個人的には思います。ハイソカーが流行
していた中ひと際目立った車で威圧感もありましたが、フラットシートになったり、フ
ァンシーランプなどの装備を見ると変な意味ではないですが走るホテルといったところ
でしょうか。