のんべえの気まぐれ

日々の出来事やDIY、機械いじりを発信

足首骨折プレートは抜かない

いつも読んで頂きありがとうございます。

ちょうど3年前の今日、私は病院のベッドの上にいました。

病院 ベッド


 

 

 

まさか骨折するとは

 

その日は雨

まだ雪が残る3月、会社の付き合いで地方で会食があり、1次会、2次会とあって、そして残った2人と3次会まで突入(ここで結構酔ってます)。3次会終了後にホテルに帰る途中ですが外は土砂降りで道路は凍ってる状態。

 

それは突然の出来事

 傘をさして歩いていると、ちょうど凍ってちょっと山になってる所で左足が滑り、曲が

ってはならない方向に足首が曲がって転びます。ここで骨折したのは気付いています。

  

のんべえさん大丈夫ですか? 

いや、足折れたわ

何冗談言ってるんですか 。帰りますよ。

 

ここで何とか立とうとするが足首がふにゃふにゃになって踏ん張りが効かず、まるで生まれたての小鹿状態に!ここで、本当に折れているかもと相手も感じ取り

 

マジに折れてます?病院行かないとダメすか?

 

救急車よりタクシーを呼んだほうが早いということでタクシーを呼び、病院にも連絡して向かいますが、雨でスーツもびしょ濡れで身も心もボロボロ状態です。しかし、まだ酔ってる状態です。

 

救急病院にて

 救急外来で病院に着くと、連絡もしていたので車いすで待っていてくれました。そして診察台にあお向けに寝かされて診察開始です。足首をさわりながら診察していると、転んだ時に無理に立とうとしたのが悪かったのか

 

動かしたらマズイぞ、これは手術しないとダメだな。
でも、ここでは無理だから違う病院行くしかないが間に合うかな。

 

ここで看護師の人が

のんべえさん足痛くないですか?

全然大丈夫です。

え~~!痛くないんですか?お酒の力って凄いんですね。へ~~痛くないんだ~~~(笑)

 

人の不幸を楽しそうに笑っていましたね。自分も一緒に笑っていましたが。

この時点で時間は0時前。違う病院に連絡するとギリギリ間に合うということなので、生まれて初めての救急車に乗り向かうことに。

 

 総合病院にて

病院に着くと、すぐにレントゲン室へ向かい写真を撮るのですが、すでに酔いもさめて足首に痛みが走ります。さすがに酒の力も消滅していますが痛み止めを飲んで何とか耐えます。そして手術は次の日の昼頃の予定となる。

 

・手術当日

手術室に入り、全身麻酔のため脊髄に麻酔を打つと徐々に感覚が無くなっていくのが分かりましたが眠くはならなかったので、手術が始まっても足の感覚は無いが何かやっているのかは分かりました。また、多分ドリルと電動ドライバーの音も聞こえ手術中の会話も聞こえましたが結構世間話をしていましたね。

 

いや~ドリルの音は凄かった!ウィーーン!ウィーーン!

 

手術も無事に終わり、私の足首にはチタンのプレートとネジが組み込まれました。

 

三果骨折 チタン プレート ボルト
三

手術後の足は象の足のように膨れ上がり、麻酔が切れた時の痛みは尋常でなく痛み止め

が効かないくらいでした。やはり、あの時の酒の力は凄かったんだと実感!

 

・リハビリ

リハビリは手術の3日後から開始しています。えっ!て思われるかもしれませんが私もえっ!て思いましたから。 プレートとネジが入っているので足首を固定する装具を付けて歩けば問題ないとのことですがやっぱり痛いです!しかし、ゆっくりですが歩けるんですよこれが。

足 サポーター

実は骨折した日の1週間後に息子の小学校の卒業式があり、これは無理だと思っていました。しかし、医者からもしかしたら間に合うと言われたので、これは頑張るしかないということでリハビリに集中します。

 

 

 

 

 

・退院後

そして、卒業式の前日に退院しましたが、卒業式には出席しませんでした。行こうと思えば行けたのですが、長時間足を下にしていると足が腫れてくるのと、やはり歩くのもやっとだったので断念。あと1週間遅かったら出席出来たような感じです。ただ、息の中学校の入学式には出席できました。

 

退院して1週間後に会社にも復帰。えっ!歩けるの?が第一声でしたね。まあ、普通に足骨折で考えたら歩けるようになるのは何か月後だと思いますから。あとは家にいても暇なので少しでも歩けるのなら会社にいた方がいいということで復帰。

 

退院して1か月後に装具を外して歩くようになりますが、足首の可動域が狭くなっていて特に階段を下ると激痛が走る状態。しかし、半年後に何とか普通に階段を下れる状態にまでなっています。何だかんだで普通に歩けるのに1年かかっていますが当時世話してくれた二人には本当に感謝しかありません。

 

 

プレートとネジ

プレートとボルトはというと、まだ入ったままです。医者から抜くのは本人次第で、ただ抜く場合は1~2年以内じゃないと筋肉等に癒着して大変だとも言われ、 なるべく手術した病院でとも言われました。しかし、病院までは約3時間かかり手術して数日また入院と考えると面倒なので抜かないことにしました。 

 

ちなみにチタン製なので空港の検査には引っかかりません。

 

 

あれから3年

プレートが入ってる違和感と少々の痛みはあるが我慢できないほどでもないし、普段の生活にも支障はない。走ることもできるし問題ないですが、ちょっとしたことでプレートが触れて激痛が走ることがたまにあるのが傷。まあ、これから先ずっとこんな感じだろうと割り切っています。若いころは野球、スキーとやっていましたが今は釣りが出来ればいいという感じ。

 

最後に私が死んだときに燃えないで残るので、家族らがそういうことがあったねと思いいだしてくれればいいと思っています。あとはあの世で歩きずらいので遺骨と一緒にプレートとネジを入れてもらいますよ。

 

 

 

 

 

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