のんべえの気まぐれ

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オカヤドカリ飼育

我が家ではオカヤドカリを飼っていますが、オカヤドカリの飼育について

話したいと思います。飼育については、ほぼ長男が担当。

参考にしたサイト

オカヤドカリを飼ってみよう|チャーム

 

オカヤドカリは天然記念物として国に指定されていて、個人的に海岸などで

捕獲することは禁止されていますが、指定業者に限り捕獲が認められており、

ペットショップなどで比較的お手頃な価格で購入できます。

2~3cm程度だと3匹セットで1,000円以下で購入できます。

 

 

オカヤドカリ飼育に必要なもの

1.水槽

水槽の大きさは、1~2匹なら横幅30cm程度、5匹ぐらいだと横幅60cm程度のものが良

いと思います。ヤドカリにストレスを与えないよう余裕のある水槽を用意する。また、

冬場は水槽内の温度が下がるので、フタをして温度を一定に保てるようにしましょう。

我が家では100均の木の薄い平板をフタにしています。

オカヤドカリ

我が家のレイアウト 5匹飼っています



 

2.砂

オカヤドカリは脱皮時に砂に潜るので、オカヤドカリの2~3倍の砂を敷き

乾いていると脱皮時に崩れるので手で握って崩れない程度湿らせて敷く。

レイアアウト的には浅い場所と深い場所を作ると良いと思います。

敷く砂は粒子が細かいサンゴ砂が良く、細かい方が脱皮の失敗がすくない

といわれています。

 

3.オカヤドカリの家(貝殻)

オカヤドカリは脱皮して成長すると、貝殻を変えていきます。

引っ越し先の貝殻がないと死んでしまうこともあります。

貝殻は、ネットショッピングやメルカリなどでも売っていますが、

海に行って巻貝を探すのも良いと思います。

数種類の貝殻を入れると一斉に引っ越しが始まるので、見ていても

面白いですよ。

 

4.オカヤドカリの隠れ家

オカヤドカリは基本的には臆病なので、隠れ家を用意する。

ドーム式の隠れ家や流木なども良いと思います。

我が家は長男が流木を拾ってきて煮沸して使用しています。

5.オカヤドカリの餌

オカヤドカリは雑食なので何でも食べますが、我が家では市販の

餌を与えています。飼育直後は環境の変化で食べない時がありますが

時間が経てば食べるようになります。

 

6.水飲み場

オカヤドカリは陸上でも呼吸が可能らしいですが、貝殻の中に少量の水を

貯えて乾燥を防いでいます。

水飲み場は市販されている容器の水が減ると自動的に給水されるものも

ありますが、小さい皿でも大丈夫です。

小さい皿等を使用する場合は毎日水を交換した方が良いです。

ゼリーもおすすめです。

 

7.温度、湿度管理

オカヤドカリは温度と湿度の管理が重要です。

温度は25~30℃、湿度は60%以上がいいそうです。

湿った砂を敷いていれば、普通に湿度は60%あります

温湿度計を水槽内に置いて温度と湿度の確認をするようにする。

 

8.観賞用ライト

これは、設置しなくても構いませんが、LEDライトだと熱も発しないので

観賞用に良いと思います。我が家でも使用していますが、点灯中でも問題なく

動き回っています。

whisky-coke.hatenablog.com

 

メンテナンスの仕方

オカヤドカリの糞などでどんどん砂は汚れていきます。

飼っているオカヤドカリの個数にもよりますが、2週間~1ケ月ぐらいに砂を

丸ごと洗う必要があります。

1.夏場の砂の洗い方

バケツに砂を入れて、水道水で数回洗い流してから天日干しする。

湿り具合を確認して水槽に戻す

2.冬場の砂の洗い方

 北海道等の冬では外でも洗えない、天日干しも出来ないので、砂が流れ出ない

ように、ザルなどにストッキング等を被せて洗い水を流す。

大きめのフライパンに砂を入れて、ガスコンロで乾かす。

※砂が多いと乾かす回数が多くなる。

砂の熱が下がってから、霧吹きなどで湿り具合を調整する。 

 

砂は交換用として1セット余分にあれば楽だと思います。

 

最後に

 オカヤドカリは飼いやすく、貝殻を背負って動く姿や、引っ越しなど、見ていて

飽きません。うまく飼育すれば10年以上生きるとも言われています。

我が家も、長く生きてくれるように飼育していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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